- 2026-08-27
- 注文住宅知識
注文住宅は間取りや設備を自由に選べる分、住み始めてから「思っていたのと違う」と感じる後悔が生じやすい住まいでもあります。事前にどのような後悔が起こりやすいのかを知っておけば、多くの失敗は防げます。
では、実際にどのような場面で後悔が生まれやすいのでしょうか。この記事では、注文住宅でよくある後悔のポイントを15項目に分けて紹介するとともに、後悔を防ぐための具体的な対策もあわせて解説します。これから家づくりを検討する方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Toggle注文住宅でありがちな後悔ポイント15選
マイホームの購入を検討し始めると、多くの人が「注文住宅にするか、建売住宅にするか」という選択でまず頭を悩ませます。
株式会社NEXERと株式会社ランドプラザが2026年に共同で実施したアンケート調査では、実際の選択状況が明らかになっています。「住宅を購入する際、『注文住宅』と『建売住宅』のどちらを選びましたか」という質問に、注文住宅と答えた人は52.0%でした。建売住宅の48.0%をわずかに上回り、半数以上が注文住宅を選んでいる結果となりました。
注文住宅がこれほど選ばれているのは、間取りから設備まで、自分たちのライフスタイルやこだわりに合わせてつくり込める自由度の高さゆえでしょう。ただし、その自由度の高さこそが、住み始めてから「思っていたのと違う」という後悔を生む原因にもなり得ます。
では、注文住宅ではどのような場面で後悔が生まれやすいのでしょうか。原因や背景をあわせて、代表的な15のポイントを見ていきましょう。
こちらの記事では、注文住宅について解説しています。
建売住宅との違いについても取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
間取りと生活動線
「家は3回建てないと本当に満足できる間取りにはならない」とよくいわれます。とくに後悔が集中しやすいのが、洗濯動線と買い物から帰ったときの動線です。
洗濯動線とは、洗濯物を洗う・干す・しまうまでの一連の移動ルートのことです。この距離が離れていると、洗濯のたびに移動が増え、日々の小さなストレスが積み重なっていきます。
同じように、玄関からキッチンまでの距離が遠いと、買い物袋を持って移動することが毎回の負担になりかねません。間取りは一度決めると簡単にはやり直せないため、日常の動きを具体的に思い描きながら検討することが大切です。
収納
注文住宅の後悔ポイントとして、間取りと並んでよく挙がるのが収納です。
量そのものは足りていても、棚の奥行きが深すぎて奥のものが取り出しにくい、使う場所の近くに収納がない、といった「質」の失敗が目立ちます。せっかく確保した収納のための空間も、使いにくければ部屋に物があふれてしまうでしょう。
また、素材にも注意が必要です。湿気がこもりやすいクローゼットは、カビの原因にもなりかねません。防湿性・防虫性に優れた素材を選ぶことで、こうした後悔を未然に防ぐことができます。
リビング
家族が長い時間を過ごすリビングは、吹き抜けによる寒さや、リビング階段による音漏れ・冷暖房効率の低下など、後悔が生じやすい場所です。開放感を優先した結果、冬は足元が冷え、光熱費がかさんでしまうケースも少なくありません。
こうした温度差による後悔を防ぐには、建物全体の断熱性能を高めることが有効です。高い断熱性能に加え、家中の温度を一定に保つ「全館空調」を採用できれば、部屋ごとの温度差を抑えながら、開放的な間取りと快適さを両立させやすくなります。
キッチン
キッチンでは、通路幅が狭く冷蔵庫の前で家族とすれ違いにくい、コンセントの数が足りない、ゴミ箱の置き場所を決めていなかった、といった後悔が多く聞かれます。とくに毎日使う場所だからこそ、小さな不便が積み重なりやすい点に注意が必要です。
デザイン性を重視するあまり使い勝手を後回しにすると、見た目には満足していても、暮らしにくいキッチンになってしまいます。カフェのようなおしゃれな空間と家事のしやすさを両立させる提案力を持つ住宅会社を選ぶことが、後悔を防ぐポイントです。
浴室・洗面脱衣所
浴室・洗面脱衣所は、朝の身支度が重なる時間帯に家族が集中しやすく、混雑によるストレスが後悔として挙がりやすい場所です。「脱衣所を分ければよかった」という声も多く聞かれます。
また、近ごろは外出先から帰ってすぐに手を洗いたいというニーズが高まっており、玄関に近い場所に洗面スペースを設けることへの関心も集まっています。
このように、実際の生活動線を考えたうえで洗面・脱衣・浴室の配置を検討することが大切です。
寝室
寝室は「寝るためだけの部屋」と考えられがちですが、実際にはコンセントや照明スイッチの位置を軽視した結果、住み始めてから不便を感じるケースが多い場所です。
近ごろは、寝室にちょっとした作業スペースを併設するケースも見られるようになりました。将来の使い方まで想定した設計をしておくと、暮らし始めてからの後悔を減らせます。
窓
窓の後悔には、相反する2つのパターンがあります。
ひとつは、日当たりを重視して大きな窓をつけた結果、外からの視線が気になってしまうケースです。もうひとつは、西日が強く差し込み、夏場に室内が暑くなりすぎてしまうケースです。
窓は採光だけでなく、遮音性や断熱性、外からの見え方まで含めて総合的に検討する必要があります。遮音性・断熱性に優れた外壁材と窓配置を組み合わせた設計力のある住宅会社であれば、こうした相反する悩みにもバランスよく応えてもらえます。
駐車場
駐車場は「台数」だけで決めてしまい、後から後悔するケースが目立つ場所です。
車のドアが十分に開かない、ミニバンなどに買い替えたら入らなくなった、といった声はめずらしくありません。現在の車だけでなく、将来の車種変更や来客時の駐車スペースまで考慮しておくことが大切です。
注文住宅では見落としがちなポイントだからこそ、設計段階でしっかり確認しておきましょう。
庭・外構
庭や外構も、意外な後悔が生まれやすいにもかかわらず、計画が後回しになりやすい場所です。とくに多いのが、建物本体の予算ばかりに気を取られ、外構費用を計画に入れていなかったというケースです。
注文住宅では間取りや設備の打ち合わせに時間をかけるぶん、外構は「あとで考えよう」となりがちですが、駐車場の舗装やフェンス、門まわりまで含めると、まとまった費用が必要になります。
また、間取りを決めてから外構を考え始めると、庭のスペースが十分に取れなかったり、物干し場や自転車置き場の位置が使いにくくなったりすることもあるでしょう。庭や外構にかかる費用と手間は、間取りを決める段階からあわせて考えておく必要があります。
庭生地リンク予定
コンセント・スイッチ
コンセントやスイッチは「あって困ることはない」設備です。しかし、後から増設しようとすると、壁を剥がす必要があるなど工事が大がかりになり、費用も高額になりがちです。
「手元にコンセントがなく、スマートフォンを充電するたびに立ち上がる必要がある…」
そんな小さな後悔も、積み重なれば見過ごせないストレスになります。生活する場所や使う家電を具体的にイメージしながら、設計段階で数と位置を決めておくことが欠かせません。
Wi-Fiルーター環境
Wi-Fiルーターの設置場所は、後悔ポイントとして見落とされがちな項目です。
当初の設置場所では電波が入りにくい、速度が出ないといったトラブルが起こり、位置を変更するために配線工事からやり直すケースもあります。とくに3階建てや鉄骨造の住宅は、電波が届きにくくなりやすいため注意が必要です。
配線計画の段階からルーターの位置を検討しておくことで、こうしたトラブルを防ぎやすくなります。
設備仕様
設備選びでは、浴室テレビのように高価でも結局使わなかったオプションと、食洗機のように「付ければよかった」と感じる機能の両方が後悔として挙がります。何を採用し、何を見送るかの判断は難しく、実際に使う場面を具体的に想像する必要があります。
万が一、設備に不具合が起きた場合に備え、長期の設備保証が用意されているかどうかも、安心して選ぶための大切な判断材料になります。
立地・周辺環境
土地そのものは、建ててしまってから変えることができません。だからこそ、周辺環境については、建物の工夫でカバーできる部分を重点的に考える必要があります。たとえば、外からの視線が気になる立地であれば目隠しを設ける、道路沿いの立地であれば遮音性を高めるといった対応です。
土地探しの段階から相談できる住宅会社であれば、狭小地や傾斜地といった条件の土地でも、完全自由設計によって暮らしやすい間取りを実現しやすくなります。
予算計画
予算に関する後悔で多いのが、本体価格以外の費用を見落としていたケースです。付帯工事費や諸費用、外構費用まで含めた総額を把握しないまま計画を進めると、後から想定外の出費が発生し、資金計画が狂ってしまいます。
具体的な価格帯は物件によって大きく異なるため、一概にはいえません。しかし、本体価格以外にどのような費用がかかるのかをあらかじめ理解し、資金計画の立て方そのものを丁寧に確認しておくことが重要です。
施工会社選び
施工会社選びで後悔する理由としてよく聞かれるのが、担当者との相性やレスポンスの遅さです。注文住宅は打ち合わせの回数が多く、長い期間にわたって同じ担当者とやり取りを重ねることになります。そのため、些細なコミュニケーションのずれが、後々の大きな不満につながることもあります。
契約前の問い合わせや初回相談の段階で、返答の速さや説明のわかりやすさを見ておくと、相性を判断しやすくなります。あわせて、担当者が着工から引き渡しまで一貫して対応してくれるかも確認しておくと、安心感につながるでしょう。
株式会社ランドプラザのショールームは、いつでもご見学可能です。
ご見学をご希望の際にはぜひお問い合わせください。
注文住宅で後悔しないための対策
ここまで紹介してきた後悔ポイントは、いずれも事前の準備や心構えによって防げるものです。ここからは、注文住宅で後悔しないために、家づくりの各段階で実践できる具体的な対策を紹介します。
実際の暮らしをシミュレートする
打ち合わせの段階では、図面上に「朝起きてから寝るまでの動き」を実際に書き込んでみることをおすすめします。あわせて、今使っている家具のサイズを測っておくと、間取りの中に配置したときのイメージがぐっと具体的になります。
図面だけではわかりにくい暮らしのイメージを、できる限り細かく想像しておくことが、住み始めてからの後悔を減らす近道です。
情報収集を十分に行う
SNSで見かけるきらびやかな施工事例だけでなく、あえて「失敗談」を調べてみることにも大きな価値があります。ほかの人がどのような点で後悔したのかを知っておくことで、自分たちの家づくりで気をつけるべきポイントが見えてきます。
よい面だけでなく、後悔した経験にも目を向けることが、情報収集を十分に行うコツです。
展示場で実物を確かめる
間取り図だけでは、実際の広さの感覚まではつかみにくいものです。図面上の数字と、実際にその場に立ったときに感じる広さには、意外なギャップがあることも少なくありません。ショールームが予約なしでも見学できる住宅会社であれば、思い立ったタイミングで気軽に足を運びやすくなります。
頻繁に展示テーマを変えている場合は、訪れるたびに新しい発見も得られるでしょう。実物を見て体感することは、図面だけでは防ぎきれない後悔を減らす有効な手段です。
希望に優先順位をつける
注文住宅は自由度が高いからこそ、あれもこれもと希望を詰め込みたくなりがちです。しかし、すべてを叶えようとすると予算オーバーにつながりやすくなります。まずは予算の上限を決めましょう。
そのうえで、家族で「絶対に譲れないもの」を共有しておくと、迷ったときの判断基準になり、限られた予算のなかでも納得のいく選択がしやすくなります。
部屋ごとではなく家全体での快適さを考える
リビングだけ、寝室だけといったように、部屋ごとの快適さを個別に考えていくと、家全体で見たときのバランスが崩れてしまうことがあります。断熱性・気密性を高めることは、冬は暖かく夏は涼しい環境をつくるだけでなく、光熱費という家計面での後悔を防ぐことにもつながります。
間取りやデザインだけでなく、構造面からのアプローチも含めて、家全体の快適さを考えることが大切です。
将来のライフスタイルの変化も考慮する
家は建てた時点での暮らしだけでなく、何十年も先の暮らしまで見据えて計画する必要があります。子どもが独立したあとの暮らし方や、老後のバリアフリー化はもちろん、将来的に二世帯住宅へリノベーションする可能性まで考慮しておくと安心です。
二世帯住宅の施工実績が豊富な住宅会社であれば、将来の変化にも柔軟に対応しやすくなります。
施工会社の担当者と入念に打ち合わせをする
ここまで紹介してきた後悔の多くは、突き詰めれば「納得いくまで話し合えていたかどうか」に行き着きます。一般的な住宅会社では、打ち合わせの回数に上限が設けられていることも珍しくありません。疑問や不安が残ったまま契約を進めてしまうと、後悔につながりやすくなります。
相談が無料で、打ち合わせ回数に制限がなく、担当者が一貫して対応してくれる環境であれば、細部まで納得しながら家づくりを進めることができます。それこそが、後悔を限りなくゼロに近づける方法だといえるでしょう。
とはいえ、小さな子どもがいるご家庭では「何度も打ち合わせに通えるだろうか」と不安に感じるかもしれません。株式会社ランドプラザでは、お子さま連れの方も安心してご相談いただけるようキッズスペースを設けています。
大切な家づくりについて、お子さまが遊んでいる間にじっくりとご相談いただけます。ぜひご家族皆さまでお越しください。
まとめ
注文住宅の後悔は、間取りや収納、設備、お金の面など、家づくりのあらゆる場面で起こり得ます。しかし、そのほとんどは事前に知っておくこと、そして納得いくまで話し合うことで防ぐことができます。
株式会社ランドプラザのL STAGEは、完全自由設計と打ち合わせ回数無制限の体制で、細部までこだわった家づくりに対応しています。打ち合わせのたびに追加費用がかかる心配もなく、担当者が最後まで一貫して寄り添うからこそ、疑問や不安を残したまま契約を進めてしまうこともありません。
後悔のない家づくりは、信頼できるパートナー選びから始まります。まずは資料請求やショールームへの来場予約から、理想の住まいづくりの第一歩を踏み出してみませんか。
株式会社ランドプラザでは、注文住宅に関する相談を受け付けております。